子どもの自殺高止まり…相談事業団体と国が緊急フォーラム
日テレNEWS NNN
子どもの自殺者数が過去最高水準で高止まりしている状況を受け、SNSを通じて子どもの相談事業を行う団体が課題の共有を行う緊急フォーラムを開きました。 2023年の小中高生の自殺者数は513人で、過去最多となった2022年の514人に続いて非常に多い状況となっています。 14日、行われた緊急フォーラムはSNS上で相談を行っている5つのNPO法人と厚生労働省などが参加。 「自殺は個人の問題ではなく社会の問題である」という認識を共有した上で、人とのつながりが薄まり、孤独・孤立に陥った時に自殺のリスクが高まるため、相談窓口や孤独・孤立を予防する仕組みを拡充する必要性などが指摘されました。 厚生労働省や専門家などは、悩みを自分だけで解決しようとせず、専門の相談員に話を聞いてもらうなどしてほしいとよびかけています。 ●電話「こころの健康相談」0570-064-556 ●LINE「生きづらびっと」友だち追加 ●LINE「こころのほっとチャット」友だち追加