重賞2勝ステラヴェローチェが引退 ソダシの“同級生”21年3冠皆勤「まずはゆっくり」須貝師
21年神戸新聞杯など重賞2勝を挙げたステラヴェローチェ(牡6、須貝)が6日付で競走馬登録抹消となった。 須貝師は「1度、屈腱炎になった後も復活して勝ってくれて、G1でもいい競馬をしたし、本当によく頑張ってくれたと思います。まずはゆっくりしてほしいですね」とねぎらった。 デビュー2連勝で20年サウジアラビアRCを制し、朝日杯2歳Sではグレナディアガーズの2着に好走。21年の牡馬3冠では皐月賞とダービーで3着、菊花賞で4着と健闘した。同じ須貝厩舎で同世代の白毛牝馬ソダシとともにクラシックを盛り上げた。 4歳春のドバイ遠征後に屈腱炎で1年7カ月の休養をしいられたが、今年3月の大阪城Sで約2年半ぶりの勝利を挙げ、続く大阪杯では4着に入った。天皇賞・秋9着がラストランとなった。 通算成績は19戦4勝。付加賞を含む総獲得賞金は3億7563万2000円。