「自分の弱いところが全部出てしまった」フェンシング江村美咲3回戦敗退 敷根崇裕は初戦敗退 団体戦でリベンジへ
日本のメダルラッシュで盛り上がりを見せるパリオリンピック™。フェンシングで世界ランキング1位の江村美咲は、まさかの3回戦敗退となりました。 【写真を見る】「自分の弱いところが全部出てしまった」フェンシング江村美咲3回戦敗退 敷根崇裕は初戦敗退 団体戦でリベンジへ パリ五輪フェンシング女子サーブル個人で、大分市出身の江村美咲(25)が登場。開会式で日本選手団の旗手を務め、去年の世界選手権では日本人初の連覇を達成し、金メダルの有力候補として期待されていました。 江村は、初戦となる2回戦でウクライナのクラバツカと対戦。試合開始からいきなり4連続失点と苦しいスタートになりましたが、中盤に逆転に成功。その後、14ー14と同点となり、最後の1ポイント勝負を制し、15ー14で勝利します。 続く3回戦の相手は世界ランク24位、韓国のチェ・セビン。序盤は江村がリードしますが、その後、相手に5連続ポイントを奪われるなどリズムを作れず、7ー15でまさかの逆転敗け。3年前の東京五輪と同じく3回戦敗退となり、悔しい結果となりました。 試合後、江村は「自分の弱いところが全部出てしまった。次こそ応援してくれる方々に自分らしいフェンシングを届けたい」とコメントしています。 また、男子フルーレ個人では東京オリンピックで4位に入賞した大分市出身の敷根崇裕(26)が悲願のメダル獲得に向け初戦で地元フランスのポーティと対戦。完全アウェーの雰囲気の中、中盤までリードを奪いますが、終盤に9連続ポイントを奪われ、9ー15で逆転負けを喫しました。 個人戦ではメダルに届かなかった大分市出身の2人。江村は8月3日、敷根は4日に行われる団体戦で再び世界の頂点に挑みます。
大分放送