ポイントを貯めるために「クレジットカード払い」にしていますが思ったより貯まりません。うまく貯める方法はありますか?
クレジットカードは、利用金額に応じたポイント還元を受けられます。どのくらいのポイントが貯まるのかは設定された還元率によって異なりますが、日々の買い物や公共料金の支払いなどに利用すれば効率よくポイントが貯まる仕組みです。 しかし、思ったよりポイントが貯まらない、うまく貯められる方法が分からないと考える人もいることでしょう。そのようなときは、一度利用方法を見直してみるとよいかもしれません。 本記事では、クレジットカードでポイントが貯まる仕組みをはじめ、ポイントをうまく貯められる方法について説明します。
クレジットカードを利用するとポイントが貯まる
クレジットカードのポイントは、カード会社がそれぞれ独自のポイントプログラムを提供しており、利用金額に応じてポイントが貯まる仕組みです。貯まるポイントの種類や「クレジットカードの利用金額に対してどれだけのポイント還元を受けられるかを示す割合」というポイント還元率は、クレジットカードごとに異なります。 例えば、クレジットカードの利用金額200円に対して1ポイント貯まる場合のポイント還元率は0.5%です。 ■クレジットカードのポイントの使いみち クレジットカードを利用して、貯めたポイントの使いみちはさまざまです。ギフトカードや商品、寄付といったものから、キャッシュバックや利用金額への充当、航空マイルとの交換など節約効果が高いものも多数含まれています。 クレジットカードによってポイントの使いみちは異なるため、事前にポイントプログラムの詳細をチェックしておくとよいでしょう。いざポイントが貯まったときに交換をスムーズに行えますし、事前に使いみちを決めたうえで「〇〇ポイントを貯めたい」というように目標を設定するのもよいかもしれません。
クレジットカードのポイントを上手に貯める方法
クレジットカードでポイントを貯める際には、上手に貯める方法を理解して可能なかぎり取り入れてみるとよいでしょう。クレジットカードの利用金額に応じたポイント還元を受けられるとはいっても、利用の仕方によっては「ポイントが全然貯まらない」となる可能性が高いからです。 クレジットカードのポイントを上手に貯める方法は、以下のとおりです。 ●ポイント還元率の高いカードを選ぶ ●クレジットカード決済を積極的に利用する ●ポイントアップの条件を理解して活用する 以下で方法別に内容を解説しますので、ぜひチェックしてみてください。 ■ポイント還元率の高いカードを選ぶ クレジットカードのポイントを上手に貯めるには、まずポイント還元率を確認してください。ポイント還元率が高ければ高いほど、たくさんのポイント還元を受けられるからです。例えば、ポイント還元率0.5%と1%のクレジットカードを比較した場合に貯まるポイントは以下のように異なります。 【クレジットカードの利用金額が10万円で貯まるポイント数】 ●ポイント還元率0.5%:500円 ●ポイント還元率1%:1000円 上記だけ見ると、大きな差はないと感じる人もいるでしょう。しかし、利用金額が100万円になればポイント還元率0.5%と1%で貯まるポイントの差は5000円、これが200万円になると1万円というように、お得さや節約効果を逃すことになります。 ■クレジットカード決済を積極的に利用する クレジットカードのポイントをうまく貯めるために、積極的な利用を心掛けてみてください。なぜなら、クレジットカードを利用しなければポイントが貯まらないからです。現金や商品券といった方法で支払った場合は、当然ポイントが貯まることはありません。 ■ポイントアップの条件を理解して活用する クレジットカード会社では、ポイントアップのためのさまざまな条件を設けているので、公式サイトなどで確認しておくとよいでしょう。 例えば、特定の店舗で買い物をしたり、タッチ決済を利用したりすればポイントアップ、入会特典でポイントがもらえるといったものが挙げられます。特に、ポイントアップ対象となる店舗のなかに自分が頻繁に利用する店舗があれば、ポイントが貯まりやすいです。 また、クレジットカード会社が運営するショッピングサイト(ポイントサイト)を経由して買い物をすれば、通常よりもポイント還元率がアップする場合があります。ネットショッピングをする人は自分が利用したいネットショップが含まれていれば、お得にポイントを貯められるので要チェックです。
クレジットカードのポイントを効率よく貯めて有効活用しよう
クレジットカードを利用するとポイントを貯められますが、単にクレジットカード決済を行うだけでなく、上手にポイントが貯まる方法を正しく理解しておくとよいでしょう。ポイント還元率が0.5%ではなく1%のクレジットカードをメインで利用する、ポイントアップのために必要な条件を満たすなどすれば、ポイントは自然に貯まっていくでしょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部