【10節を消化して見せた、浦和レッズの変貌(2)】ヘグモ体制になって約4か月で示したメンバーと戦い方を臨機応変に変える柔軟さ……最後尾からのプレーでのメッセージ
■西川が知らなかった“偉大な結果”
試合は70分にFWチアゴ・サンタナのPKでリードを2点に広げた浦和が、名古屋の攻撃を沈黙させたまま5分の後半アディショナルタイムに突入した。 しかし、92分に左CKからDF三國ケネディエブスが強烈なヘディングシュートを一閃。至近距離から放たれた一撃に、とっさに反応した西川が左手一本でセーブしたが、詰めてきたMF和泉竜司にこぼれ球を押し込まれてしまった。 「そういう情報を自分はわかっているわけではないので、メディアの方がこうして教えてくれることで、僕としても非常にポジティブになれるし、モチベーションも上がってくる。これからも何か面白いデータがあったら教えてほしいですね」 クリーンシート率の件を「知らなかった」と笑った西川が、何よりも追い求めたのは勝利。キャンプから積み重ねてきた「繋ぐ」という形を、相手と時間帯を含めた状況に合わせてあえて持って捨て去ったからこそ、何がなんでも勝ちたかった。 西川は失点直後に、荒木友輔主審をセンターサークル付近まで追いかけている。 「失点前のところで、自分たちはコーナーとは思っていなかった。そこの確認というか、ただジャッジされたからには自分たちはしっかり守らないといけなかった」
■4か月での柔軟さ
名古屋が勢いづきかねない場面で、失点の原因となったセットプレーをしっかりと確認。自身だけでなく味方も落ち着かせて、その後をしっかり封じた。 「勝ったり負けたりが続いていますけど、ここでひとつ勝って前向きに反省もできますし、ポジティブな雰囲気で次の試合に向けて準備していきたい」 ペア=マティアス・ヘグモ体制になって約4カ月。メンバーと戦い方を臨機応変に変える柔軟さが、白星に繋がった軌跡をポジティブにとらえながら、敵地に乗り込む5月3日の川崎フロンターレ戦で浦和は今シーズン初の連勝を目指す。 (取材・文/藤江直人)
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