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自民党派閥の裏金事件をめぐり富山県選出の野上浩太郎参議院議員と田畑裕明衆議院議員が4日、党内の処分決定を受けて、あらためて地元の党員に謝罪しました。 【写真を見る】自民党裏金事件で野上議員と田畑議員「心からお詫び」　厳重注意処分受けて　富山 野上浩太郎 参議院議員議員:「大変ご迷惑をおかけして心からお詫びを申し上げたいと思っております」 田畑裕明 衆議院議員:「改めてご迷惑をかけたことにお詫びを申し上げたいと思っております」 6日、自民党富山市連の総務会に富山県選出の野上議員と田畑議員が出席し、地元の党員を前にお詫びし、政治の信頼回復を誓いました。 派閥の裏金問題をめぐり、自民党は4月4日収支報告書への不記載額が500万円で線引きをして、500万円以下の議員に対しては、幹事長による厳重注意を早急に行う方針を示しました。 野上議員・田畑議員はともに安倍派で不記載額は野上氏が100万円、田畑氏が68万円です。 野上浩太郎 参議院議員議員:「幹事長からの厳重注意ということになりました。このことを重く厳粛に受け止めて、政治の信頼回復に向けて真摯に取組みを進めて参りたいと思います」 田畑裕明 衆議院議員:「党内においての改革も含めて我々中堅若手がしっかり党内改革を行っていく。自民党がしっかり信頼をいただけるように、正々堂々と誠心誠意働いてまいりたい」 ■新田八朗氏の知事選への推薦願は県連大会までに方針決定 一方、ことし秋に行われる富山県知事選をめぐって、現職の新田八朗氏の推薦願が8日、自民党富山市連から県連に提出されました。県連は5月末の県連大会までに方針を決定します。 自民党富山県連・宮本光明幹事長:「現職ということで、私どもとすれば、議会のなかで、また日常的にも色んな議論をしていますので、あえて所信を聞くということについては必要ないとは思っていますけども」「まずは組織内で推薦を決定していくのかどうかについてしっかりと決めていきたいと思っています」 記者:「自民党として独自の候補を擁立というお考えについては?」

自民党富山県連・宮本光明幹事長:「現段階でそのような動きを県連としてはとってはいません」 前回4年前の富山県知事選では、新田氏は自民の推薦を得ることができませんでした。