2024年に独立を発表した（左から）吉岡里帆、小芝風花、多部未華子

　女優の小芝風花（27）が27日、所属する芸能事務所「オスカープロモーション」を退所すると発表した。2024年は、藤原紀香（53）や篠田麻里子（38）らが所属する芸能事務所「サムデイ」など3つの大手芸能事務所が破産や休業するなど、人気女優らにとって激動の1年となった。 　年の瀬が迫ったこの日、「オスカープロモーション」は女優・小芝風花との円満退所を発表した。小芝は新たに、女優・木村佳乃、佐々木希、杏、趣里、俳優・中村倫也、松坂桃李、菅田将暉らが所属する「TopCoat」に移籍する。 　2024年は年明け早々から、人気女優らの事務所移籍が相次いだ。大河ドラマ「どうする家康」など多数の作品の出演が続く女優・松本まりかは、1月1日に「研音」への移籍を発表。元SKE48の松井珠理奈も1月に事務所を円満退所した。 　長年所属した事務所からの独立も多かった。 　2月には、広末涼子が26年間所属した「フラーム」を退所し独立。4月には多部未華子が約20年間所属した「ヒラタインターナショナル」を退所し、黒木華も「パパドゥ」を退所し独立してフリーとしての再出発を報告した。 　5月には加藤夏希も、99年のデビュー当時から所属していた「ディメンションブルー」を退所し「フロム・ファーストプロダクション」へ移籍。8月にはタレント・千秋が32年間所属した「ジャパンミュージックエンターテイメント」から独立し、若槻千夏も23年間所属した「プラチナムプロダクション」退所を発表していた。 　また、芸能事務所の突然の休業・破産も芸能界に大きな影響を与えた。3月には、壇蜜、吉木りさらが所属していた芸能事務所「フィット」が破産。さらに4月には、芸能事務所「A-Team」が休業を発表した。「A-Team」に所属していた吉岡里帆は「フラーム」に、酒井若菜は「アービング」へ移籍し、臼田あさ美は独立を発表した。 　藤原紀香や篠田麻里子所属の芸能事務所「サムデイ」は11月に破産。篠田はフリーでの活動を発表している。