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女性2人をおそれさせて、大阪府内の集合住宅に監禁したなどの疑いで、住居不定・無職の22歳の男が逮捕されました。 警察によりますと、男は今年6月、20代の女性（Aさん）を約2日間、20代の女性（Bさん）を約3日間、住宅の一室に不法に監禁したなどの疑いや、架空の話をもとに、電子マネーを送金させた詐欺の疑いなどがもたれています。

◆架空のシナリオ「敵対勢力の存在」

架空の話とは…。 警察によりますと、男はAさん、Bさんに対して「チャカの費用送ってほしい、AもBも狙われてる」といったメッセージを送信していたということです。 男は女性らに架空の「敵対勢力の存在」を信じ込ませて監禁したとみられ、「敵対勢力から身を守るために拳銃が必要」のように装って、電子マネーを送金させたとみられています。

◆男は「洗脳した」と話しているという

さらに、敵対勢力に成りすまして「車を買え」とのメッセージも送り、女性らを怖れさせることによって、約370万円で、車2台を買わせた疑いももたれています。 調べに対し、男は「洗脳した」と話しているということで、警察は架空のシナリオを信じさせるに至った経緯などについて詳しく調べています。