熊本地震から1年 くまモンの「今の気持ち」を書いてもらった
THE PAGE
2016年4月14日に熊本県と大分県で相次いで発生した熊本地震から1年。まだ、地震の爪跡が残るが、一歩ずつ復興への道を歩んでいる。 震災後、多くの方から多大なる支援と励ましの言葉をいただいたという熊本県民を代表して、営業部長兼しあわせ部長、くまモンが今の気持ちを得意の“筆談”で語った。
くまモンの今の気持ちとは?
くまモンは新作衣装を汚さないよう、慎重に「くまもとにきてはいよー!」と熊本弁で書いた。「くまもとに来てください」という意味だそうだ。徐々に復興し、元気を取り戻しつつある熊本に、ぜひ遊びに来てほしい、それが今のくまモンの率直な気持ちだという。
新作衣装も見てほしいモン
ちなみにこの衣装は、新曲「くまモン うまかモン」(26日発売『くまモンミュージックビデオ よかモン♪セレクション』に収録)のためにつくられたもの。 胸ポケットにはイチゴ、後ろのポケットにはトマトとデコポンのアップリケが施されている。いずれも熊本県の名産品だ。同曲は熊本のおいしいものをアピールするために、くまモンと同県内で活躍する保育士ユニット「ケロポンズ」が元気なダンスとともに楽しい歌を披露している。大きなお腹をぽよぽよ揺らしながら踊るくまモンが「おいしい熊本」をアピールしている。
これからの季節、全国のみなさんに食べてほしい熊本産の食べ物は?
さて、これからの季節、熊本ではどんな食べ物がおすすめなのか、くまモンにたずねてみると、素早く「すいか」と書いてみせてくれた。しかも、すいかのイラスト付きとは、コロッケもびっくり。 熊本県はすいか出荷量日本一。甘くてみずみずしい熊本のすいかは、施設栽培が普及したため、2月下旬の寒い時期でも出荷されるという。出荷の最盛期は4月下旬から。5月のピーク時には日本中のスーパーで熊本のすいかを見かけるはず。おいしさの秘密は日本一の品質管理にある。光センサーシステムで糖度を、音波測定で内部の空洞の状態を測定し出荷している。 昨年の出荷は地震の影響があったが、全国のみなさんの応援と期待で、今年もおいしいすいかが出荷できそうだと、くまモンは自信たっぷりの表情を見せた。