【陸上】近藤幸太郎 初30kmで1時間28分54秒 2位に1分以上の差をつけて快勝/熊日30キロ
金栗記念第66回熊日30キロロードレースが2月18日、熊本市内で行われ、男子30kmは近藤幸太郎(SGホールディングス)が日本歴代5位の1時間28分54秒で優勝した。 熊日30kmの上位成績をチェック! 青学大出身で実業団1年目の近藤がその強さを見せた。先頭集団は10kmを30分を切る程度のペースで通過したが、そこから徐々に絞られていき、15kmを44分40秒あたりで通過したあと、17kmからは近藤と横田玖磨(トヨタ自動車九州)とのマッチレースとなる。20kmの通過は59分07秒あたり。24kmあたりで近藤が横田を振り切って独走態勢を築いた。 最終的には、2014年に服部勇馬(東洋大/現・トヨタ自動車)がマークしたコースレコード(1時間28分52秒)には2秒届かなかったが、初挑戦の30kmで好走。2位の横田に1分07秒差をつけて快勝した。 近藤は2001年生まれ。愛知・豊川工高から青学大に進学し、箱根駅伝では3、4年時と2年連続で2区を務めた。昨春に実業団入りし、1月の全日本実業団対抗駅伝では最長区間の2区で18人抜きを演じた。自己ベストは10000m28分10秒35、ハーフマラソン1時間1分26秒。 3位は1時間32分25秒で小澤大輝(富士通)。学生勢では17km付近まで近藤らに食らいついた野沢悠真(創価大)が1時間32分43秒で入った。 女子30kmは清田真央(スズキ)が1時間44分39秒で制した。
月陸編集部