RUI、TAIKI、KANON(BMSG TRAINEE)が新オーディションの開始前に実感している“あの日”からの成長
「ショウタ君、ありがとう」と思えるようになった
──かつての自分たちのように、早熟で才能ある人たちが参加するであろう、ということに対して、どのように感じていますか? RUI ワクワクしかないです。 KANON 俺もワクワクですね。 TAIKI 『THE FIRST』のとき自分がその立場だったからこそ、気持ちもわかると思います。 KANON 支えてあげられたらいいよね。 RUI 本当にそう。ショウタ君(Aile The Shota ※編集部注:『THE FIRST』で最年長の参加者)のようになりたい。 TAIKI 間違いない。本当にそう。 ──今年の7月には、実際にみなさんより年下のメンバーもトレーニーに迎え入れていますよね。そのときは、どのような気持ちでしたか? RUI ぶっちゃけ、最初はけっこう複雑な気持ちでした。何も引っかかるものなしに、「おいで」という感じではなかったというか。受け入れ難いとまではいかないんですけど、ちょっとモヤモヤしていましたね。でも、新しいトレーニーが合流してからは、「めっちゃ素敵なことじゃん!」って気づいたし、仲間が増えるってことに比例して学べることも増えるとマジで実感して、今では本当にありがたいと思っています。 KANON 僕も最初のころは複雑な感情というか、やっと3人での絆が生まれてきたと感じていた時期だったので、またイチから相手を知っていかなければならない大変さがあるのか……と不安だったんですけど、みんな本当にいい人たちで。今では誰が先に入ったとか関係なく、みんなでワイワイ楽しくできています。 TAIKI 僕は最初からウェルカムでした。けっこう前に、僕たち3人とトレーニーになるかもしれない人たちみんなで合宿をする機会があったんですけど、『THE FIRST』に参加したころの自分と同世代の子がいて。今になって、「ショウタ君ってこんな気持ちだったんだ」とわかったというか。もちろん、当時の自分を振り返ってみるとその子の気持ちもわかるし、どちらも理解できるなんてすごくいい経験をさせてもらっているなって思いました。そういう実感もあったので、仲間と出会えてよかったです。 ──『THE FIRST』で最年少だったおふたりが、「ショウタ君の気持ちがわかる」とお話しされているのは感慨深いですね。 RUI 『THE FIRST』のときは、けっこう頼りっぱなしでした。当時の自分なりに誰かを支えたり、自主的に何かをやってみたりする気持ちはあったんですけど、そのときの自分にはそれがどう活きてくるのかわからなくて。でも、今年の夏にトレーニーみんなで合宿に行ったんですけど、その合宿中にKAIRIが相談してくれたときに、支える気持ちと頼る気持ちのどっちもわかって、ジワジワきました。「ショウタ君、ありがとう」って。