県立高校再編「 2028年度頃に全日制30校程度に」県教委方針示す
富山テレビ放送
県立高校再編を話し合う県の総合教育会議が開かれ、県教育委員会は、2028年度頃に現在の全日制34校を30校程度にする方針を示しました。 県教育委員会は、これまでに、現在34ある全日制の県立高校を2038年度までに20校程度にする方針をすでに示していて、大規模校の新設も目指しています。 9日の県総合教育会議では、その過程までを逆算的に考えた再編の方針が示され、すべての県立高校を再構築し新たな学校を開設する「新時代とやまハイスクール構想」を進めていくとしました。 それによりますと、学校の配置は県東部と西部に分けて年ごとを目安に考え、2028年度ごろまでを「第1期」として県全体で30校程度に、2033年度ごろまでは「第2期」として26校程度と段階的に減らすということです。 また「第2期」には新たに中高一貫校の開設を目指すという方向性も示されました。 会議では、こうした案がおおむね了承され、来年度には、新たな検討会議を立ち上げ、具体的な高校を挙げて検討が進められます。
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