いまこそ呼ぶべき!? 日本代表に推薦したいJリーガー(3)J最強のパサー!? 才能しかない23歳の若者
10月のFIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)に臨むサッカー日本代表メンバーが3日に発表される。9月に行われた2試合では圧倒的な強さを見せた日本代表だが、さらなるレベルアップのために新たな戦力を試すことも必要だ。そこで今回は、現在Jリーグに所属する選手の中で森保ジャパンに推薦したい実力者を紹介する。 ※情報はすべて9月30日時点。スタッツはデータサイト『Transfermarkt 』を参照。
MF:秋山裕紀(あきやま・ひろき) 生年月日:2000年12月9日 所属クラブ:アルビレックス新潟 今季リーグ戦成績:30試合2ゴール2アシスト アルビレックス新潟に所属するMF秋山裕紀は日本代表に呼ぶべき実力者だ。 2019年に新潟でプロキャリアをスタートさせた秋山は2022シーズンから新潟で定位置を得ている。現在23歳と若い選手ではあるが、試合を重ねるたびにその存在感は増している印象だ。 単純に先発出場数を比較するだけでも、昨季は15試合だったのに対し、今季はここまで29試合とその数が2倍近く伸びている。 秋山のパス能力の高さはJリーグ屈指のレベルにある。ボールを受けてからパスを出すまでの一連の動作が洗練されており、ポゼッションサッカーを志向する新潟では攻撃のリズムを作るのに不可欠な存在だ。 データサイト『Sofa Score』よれば、リーグ戦における秋山の平均パス成功率は驚異の92%を記録しており、平均パス回数(79.1本)の部門ではリーグトップに君臨している。 森保ジャパンでは柴崎岳(鹿島アントラーズ)以降、パサータイプの選手は選出されていない。秋山が現状の代表メンバーに加われば、これまでとは一味違うプレーが見られるかもしれない。中盤は激戦区となっているが、秋山を試してみる価値は大きいのではないだろうか。
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