アウディ最小SUV「Q2」がアップデート! 2.0Lディーゼルの四輪駆動モデル「35 TDIクワトロ」を新設定
アウディジャパンは12月4日、プレミアムコンパクトSUV「アウディQ2」シリーズ全モデルに、タッチスクリーンを備えた新しいインフォテインメントシステム「MIB3」を標準装備するなどの大幅アップデートを実施し、同日発売した。またこれを機に新たに2.0Lディーゼルの四輪駆動モデル「35 TDIクワトロ」が設定された。新しいQ2シリーズの税込車両価格は430万円~644万円。 【画像で見る】新設定されたアウディQ2 35 TDIクワトロ Q2の「35 TDIクワトロ」はアウディ全モデルラインナップの中で最もコンパクトな四輪駆動モデル Q2シリーズはアウディのSUVであるQシリーズの中で最も小さく、個性的でコントラストの効いた内外装のデザインを特徴としている。全長4.2m、全幅1.8m、全高1.53mと都市部の機械式立体駐車場に入庫可能なボディサイズながら、ワンサイズ上のクラスに匹敵する快適性とユーティリティ性能を兼ね備えたプレミアムコンパクトSUVモデルだ。 今回アップデートした新しいQ2シリーズは、全モデルに新しいインフォテインメントシステム「MIB3」を搭載。バーチャルコクピットプラスや8.8インチのタッチスクリーンが標準装備となった。さらに、「35 TDIクワトロ」を新たに設定し、プレミアムブランド四輪駆動のエントリーモデルとして高い競争力を持つ、アウディのラインアップにおいて最もコンパクトな「クワトロ」モデルとなった。 タッチスクリーン操作のMMIとアウディ バーチャルコックピットプラスを標準装備 シンプルに操作できるアウディ独自のインフォテインメントシステムMMI(マルチメディアインターフェース)が、最新のMIB3にアップグレード。より大きくなった8.8インチタッチスクリーンを組み合わせる。これにより、従来センターコンソールのロータリープッシュボタンがあった場所に、便利な収納コンパートメントを配置し、すっきりとしたコックピットデザインとなった。また、メーターパネル内に高解像度の12.3インチ液晶ディスプレイを配置し、メーター、DIS(ドライバーインフォメーションシステム)、地図表示などの機能を統合したアウディ バーチャルコックピットを搭載。フルデジタルのメーターパネルには、速度計と回転計に加えて、ナビゲーションなどの情報が表示できる。 「35 TDIクワトロ」はアウディのラインアップで最もコンパクトな「クワトロ」四輪駆動モデル Q2シリーズには、高性能と高効率を両立するガソリンTFSIエンジンとクリーンディーゼルTDIエンジンを用意している。TFSIは前輪駆動、TDIは電子制御式油圧多板クラッチを用いたquattro(クワトロ)四輪駆動システムを組み合わせることで、安定した加速とコーナリングなど優れた走行性能を実現。両エンジンともに高効率な7速DCT(Sトロニック)を組み合わせている。 ガソリンの1.5 TFSI(1.5L直列4気筒ターボ)エンジンは150ps/250Nmを発揮し、エンジンが低負荷の際には2気筒となる気筒休止システムのcod(シリンダーオンデマンド)を採用して低燃費を実現する。WLTCモード燃費は15.7km/Lだ。一方、ディーゼルの2.0 TDI(2.0L直列4気筒ターボ)エンジンは150ps/360Nmを発揮し、力強い加速と優れた燃費性能を両立する。WLTCモード燃費は16.9km/L。 そして、スポーツグレード「SQ2」には300ps/400Nmを引き出す2.0L TFII(2.0L直列4気筒ガソリンターボ)エンジンに、7速DCT(Sトロニック)と「クワトロ」四輪駆動システムを組み合わせる。WLTCモード燃費は11.8km/L。 ●「Q2」モデルラインナップ 【1.5Lガソリンターボ・FF車】 ・35 TFSIアドバンスド:430万円 ・35 TFSI Sライン:468万円 【2.0Lディーゼルターボ・4WD車】 ・35 TDIクワトロ アドバンスド:461万円 ・35 TDIクワトロ Sライン:499万円 【2.0Lガソリンターボ・4WD車】 ・SQ2:644万円 ※価格は消費税込み。日本仕様は全車右ハンドル
MotorFan編集部