【JRA発表】上村師に過怠金50万円 調教師記章(バッジ)の偽造使用で 悪質性はなし
JRAは9日、上村洋行調教師(51)に過怠金50万円の処分を科したことを発表した。調教師に交付されるバッジ(調教師記章)を偽造のうえ使用したことが判明、業務上の注意義務を怠ったため。 【写真】処分を科された上村洋行調教師 同師は調教師記章の紛失防止のため、業者に依頼し記章の偽造品を作製し、それを使用していた。立ち入り禁止区域への侵入が目的ではなく悪質性はないが、日本中央競馬会施行規程第147条第19号に該当するとして制裁を受けた。 先月26日の東京競馬場で調教師記章の拾得物があり、刻印されていた管理番号から上村師のものと分かった。一方、上村師は別の記章を着用していたことから事情を聴取され、今回の事態が判明した。