維新代表選出馬の松沢氏 維新が“嫌われた”理由告白「全国政党になったのに目標ない」 2つの公約提案
日本維新の会の代表選(12月1日投開票)に立候補している松沢成文参院議員が21日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)内で行われた候補者4人の討論会に出席し、自身の公約を披露した。 番組には立候補している金村龍那副幹事長、空本誠喜衆院議員、さらにリモートで吉村洋文共同代表が出演し、討論会を行った。 維新が10月の衆院選で野党が軒並み議席を増やしたのとは対照的に、維新は6議席減。MCの「EXIT」りんたろー。から「何で嫌われたのかな?」と問われた。 すると、松沢氏は「それはっきりしていて、全国政党になったのに、目標がないからです」と返答。大阪維新の会では大阪都構想を掲げたが、国政政党としては自民党の補完政党とみる声もある。 その上で松沢氏は「私は今回の代表選挙で大胆な提言をするんですよ」と前置き。「首都を2つ作ろうと。政治の首都・東京都、文化の首都・関西。2つの歯車で日本を引っ張る、そういう国家目標を作ろうと」と主張した。 さらに「もう一つは首相公選です」ともう一つの目標を掲げた。「皆さんの投票で総理を選ぶ。それも憲法を変えないで、議員内閣制の中で、首相を選ぶプロセスを作って、それを尊重して国会議員は首班指名して、天皇が任命する。そうしたら興奮するでしょう?」。その呼びかけに、兼近大樹は「いい感じですね」と感心していた。