ネジ刺した段ボールで車のタイヤパンクさせる 50歳男を再逮捕「憂さ晴らしでやった」 高砂市内、被害20件超
ネジを刺した段ボール片を道路に置き、車のタイヤをパンクさせたとして、兵庫県警高砂署は20日、器物損壊の疑いで加古川市の会社員の男(50)を再逮捕した。 【写真】走行中、路上にばらまかれたネジが刺さったタイヤ 逮捕容疑は8月18日、高砂市高砂町藍屋町付近の県道に、段ボール片に長さ5センチのネジを刺した工作物を置き、通りかかった同市の女性(45)が運転する乗用車の右前輪タイヤをパンクさせた疑い。 調べに「置いた場所ははっきり覚えていないが、私がやったことだと思う。仕事や生活での憂さ晴らしでやった」と容疑を認めているという。防犯カメラなどから同容疑者を特定した。 同署によると、男は車で走行中、停車した際に工作物を道路に放置したという。同署は同様の容疑で10月に男を逮捕していた。高砂市内では8月4~19日、同様の手口による被害が計20件以上起きており、同署が関連を調べている。