ぐんぴぃ主演映画「怪獣ヤロウ！」の追加出演者。上段左からヒロイン・菅井友香、手塚とおる、三戸なつめ。下段左から平山浩行、田中要次、麿赤兒、清水ミチコ

　お笑いコンビ「春とヒコーキ」のぐんぴぃ（34）が初主演する映画「怪獣ヤロウ！」（監督八木順一朗）の追加出演者が10日、発表された。 　岐阜県関市の全面バックアップで制作された作品で、同市が舞台の作品。関市役所の観光課職員・山田一郎（ぐんぴぃ）は市長からある日、市を盛り上げるための〝ご当地映画〟の製作を命じられる。しかしどこにでもある〝凡庸なご当地映画〟の製作に疑問を持った山田は、かねてからの夢だった怪獣映画の製作を思いつく。しかしその思いは、市政を巻き込んだ大事件へと発展していくというストーリー。 　1月24日に岐阜県先行公開、全国公開は同月31日となった。 　主人公の山田とともに怪獣映画製作に取り組むこととなるヒロイン・吉田麻衣役を元欅坂46初代キャプテンで女優としても活躍中の菅井友香、山田の市役所観光課の先輩・武藤長介役を手塚とおる、山田の同僚の古川役を三戸なつめ、「刃物の街」とも呼ばれる関市の刀鍛冶・高羽忍役を平山浩行、山田の中学時代の恩師・桝井敏郎役を田中要次、さらに伝説の怪獣映画監督・本多英二役を麿赤兒、山田に〝ご当地映画〟製作を命じる市長役の清水ミチコと個性的豊かなキャストが脇を固める。 　八木監督をはじめ、今回出演が発表された平山、清水も岐阜出身。まさしく“ご当地怪獣映画”ならではのラインナップとなっている。 　予告映像も公開。市長（清水）から命じられた〝ご当地映画〟を先輩の武藤（手塚）や同僚の古川（三戸）らとともに順調に撮影を重ねる山田（ぐんぴぃ）だったが、スケジュールと予算管理担当の秘書課の吉田（菅井）に託した撮影データが全て消えてしまう事態に。頭を抱える山田だったが、憧れである伝説の怪獣映画監督・本多（麿）の存在や、中学時代の恩師・桝井（田中）からの言葉を思い出し、かねてからの夢だった怪獣映画の製作を思いつく。鳴き声を録音する山田の姿や、色とりどりの火薬が爆発する様子など、山田らは怪獣映画製作に大奮闘。しかし、いわゆる〝凡庸なご当地映画〟の製作を命じた市長は「ふざけんじゃないわよ！」と大反対。夢だった怪獣映画を、山田は完成させることができるのかという姿が描かれる。 　YouTubeチャンネル「バキ童チャンネル」の登録者数は168万人。ヒロイン・菅井とのまさかのロマンスがあるのかも注目されそうだ。