乃木坂46は「歩道橋」披露　来年以降の活動にも影響を与える場に？

　最後に、18時台に出演予定の乃木坂46。 　乃木坂46は、12月11日に37枚目シングル『歩道橋』をリリースし、14～15日にイベント『乃木坂46 大感謝祭2024』を10年ぶりに開催。そして大晦日には『NHK紅白歌合戦』出演と、リリースにライブに大忙しの真っ只中だ。 　メンバーの状況としては、同曲のセンターに抜擢された遠藤さくらをはじめとした四期生が活躍する中、2022年に加入した五期生も大きな飛躍を遂げている。来年以降は、今年オーディションで募集した六期生も加入してくるとあって、グループはフレッシュな形での活動を図っているところ。 　見どころは、今回披露される新曲「歩道橋」における五期生メンバーの表現力だ。同曲は美しいピアノの響きの中に、どこか切なさや儚さを感じさせるウィンターソング。このところ明るいポップな表題曲が続いていた乃木坂46は、この曲で新たなイメージを打ち出したいところでもあるだろう。そんな中で、五期生・池田瑛紗と井上和のフロント2名は、同曲のイメージにまさにぴったりの存在。これまでの乃木坂46のイメージを踏襲しつつも新鮮な魅力を放つ2人の表現力に期待したい。一方で、五百城茉央、一ノ瀬美空、川﨑桜、中西アルノといった2列目の五期生4名が、同曲にどう寄り添うか。来年以降の活動にも影響を与えるパフォーマンスになりそうだ。 　大晦日の『第75回NHK紅白歌合戦』（NHK総合）では、残念ながら今年も坂道3グループは揃わなかった。だからこそ、こうした音楽特番は貴重と言える。各グループ世代交代が進む中、この日は来年以降の坂道グループ全体の活動を左右する大事な一夜になりそうだ。