熊本県の球磨中央高校は、実習で販売した商品にカビが付着していたと発表しました。 　球磨中央高校は19,20日、生徒が商品の仕入れから販売までを行う実習「球磨中央百貨店」を開催しました。 　カビが付着していたのは、この実習で販売した「高菜の油炒め」で、20日午後、購入した人からの指摘で発覚しました。 　「高菜の油炒め」はあさぎり町の第二つつじヶ丘学園から18日午後に仕入れたもので、販売まで保冷剤とともに保管していたということです。カビがいつ発生したのかは分かっていません。 　球磨中央高校は、これまでに販売した28個のうち9個を回収、そのほとんどにカビが付着していたものの、健康被害は確認されていないということです。 　残りの19個についても、10月末までカビの発生の有無に関わらず、回収・返金する方針です。 　赤峯達雄校長は「ご迷惑をおかけして申し訳ございません。まずは回収に全力を注ぎます」としています。