九州最大面積、くじゅう森林公園スキー場オープン 「ここ数年で一番いいコンディション」 大分・九重町
九州最大の面積を誇る大分県九重町湯坪のくじゅう森林公園スキー場が13日、今季の営業を始め、県内外や台湾などからの客がスキーやスノーボードを楽しんだ。 【写真】上りは常に客で埋まった初日のリフト 同スキー場は最長1500メートルを含む計5本、総延長2500メートルのゲレンデを備える。初日は初心者向けと子ども用でオープンした。20日をめどに全てのコースで営業開始する。 初日は降雪や人工造雪機で約40センチの積雪。カラフルなウエアに身を包んだスキー客らは、歓声を上げて真っ白な雪上に繰り出した。リフトもこの日は無料となり、長い列ができていた。 スノボに夢中になっていたともに熊本市の美容師、宇野莉央さん(26)と甲斐渚さん(27)は3年連続で初日に来場。いずれも学生時代からの趣味で「スノーボードのために仕事をしているようなもの」という。この日は今季の初滑り。「ウエアに個性が出せ、仲間も増える」と高揚していた。 平日は午前9時~午後5時。12月の土日は午前8時半~午後5時半。1、2月の土日祝は午後8時まで営業。1月11日は午後8時から、1500発の花火が打ち上げられる。佐藤智之支配人は「ここ数年で一番いいコンディション。多くの人に楽しんでほしい」と話した。 (渋田祐一)
西日本新聞