子どもの才能を伸ばすには?「効果的な親の言葉」チェックリスト
B. しなやかな強さのコスモスタイプ
・「 すごいね、どうやったの?」と関心をもち共感しましょう 踏まれても根を張り、花を咲かせるコスモスのように、粘り強いお子さんです。集中力があり、コツコツと物事をやり抜く、しなやかな強さがあります。 お子さんが何かに熱中しているときは、黙って見守ることが大切です。そして、お子さんが「できた!」と報告してきたら「すごいね、どうやったの?」と関心をもち、工夫や努力した部分に共感してあげましょう。 親に共感してもらえた喜びが、お子さんが成長するための栄養となり、豊かな感性がますます磨かれます。
C. 変化を楽しめるモミジタイプ
・「 よく挑戦したね」と努力を認めましょう 新しいことや周りから注目されるのが好きなお子さんです。モミジが紅葉するように、変化を受け入れ、楽しみながら行動するタイプ。一方で、一度失敗するとやる気がなくなり、しょんぼりしてしまうことも。 そんなときは、「難しいのによく挑戦したね、がんばったね!」と、結果ではなくお子さんがチャレンジした勇気をほめてあげましょう。 親に認められることで、やる気の芽がぐんぐん育ち、失敗しても「次もやってみよう!」という気持ちが湧いてきます。
D. 優しく謙虚なキンモクセイタイプ
・「 ちゃんと見ているよ」と安心させましょう 控えめですが存在感のあるお子さんです。小さな花をたくさん咲かせるキンモクセイのように謙虚で、心優しいタイプ。新しいことに挑戦したり、行動に移したりするのが、あまり得意ではないかもしれません。 ためらっている様子が見られたら、スモールステップでお子さんのペースを大事にしながら、「ちゃんと見ているよ」「大丈夫、やってごらん」と安心する言葉をかけてあげましょう。そうすると心の根っこが安定し、たくさんのやる気のつぼみが花開いていくでしょう。
浮世満理子(プロフェッショナル心理カウンセラー)