世界ランキング5位の志田千陽／松山奈未（手前）は21－16、21－14で勝って2回戦へ

3月13日にBWFワールドツアー・全英オープン（バーミンガム・Super1000）2日目は、各種目残りの1回戦が行なわれた。日本勢は5種目すべてに登場し、ライバルたちとの戦いを制して2回戦に進出している。 女子ダブルスは、志田千陽／松山奈未、中西貴映／岩永鈴、福島由紀／廣田彩花の3ペアがそれぞれ白星を獲得し、2回戦に勝ち上がった。 日本勢1番手の志田／松山は、世界ランク10位のジョンコパン／ラウィンダ（タイ）との対戦となり、第1ゲームを志田／松山が先制。第2ゲームも志田／松山が21-14で奪い、侮れない相手を2-0のストレートで下した。 中西／岩永もインドペアに快勝。廣田のヒザのケガが完治していない中で五輪レースを戦う福島／廣田は、デンマークペアに第1ゲームを奪われたものの、第2、第3ゲームを取り返して逆転勝ち。2回戦に勝ち上がった。

世界ランキング6位の保木卓朗（手前）／小林優吾はイングランドペアを39分で下した

男子ダブルスは、保木卓朗／小林優吾、古賀輝／齋藤太一、三橋健也／岡村洋輝がそろって勝利を飾り、2回戦へ。混合ダブルスは渡辺勇大／東野有紗が山下恭平／緑川大輝との日本ペア対決を制して初戦を勝ち上がった。 3選手が1回戦に臨んだ女子シングルスは、前週フランスオープン準優勝の山口茜が、中国の張藝曼（ツァン・イーマン）を相手に18本、20本で勝利。五輪レースの国内2番手争いを演じる奥原希望と大堀彩は、ともに1回戦で敗退となった。男子シングルスの奈良岡功大は、マレーシアのリー・ジジャに0－2のストレート負け。常山幹太もデンマークのアンダース・アントンセンに18本、9本で敗れている。