【NFL】「アスリートの心臓」と専門医から良好な検査結果を受けたチャージャーズHCハーボー
デンバー・ブロンコスに勝利した現地13日(日)の試合で不整脈を経験したロサンゼルス・チャージャーズのヘッドコーチ(HC)ジム・ハーボーが、数日後の水曜日には明るい表情を見せていた。
その理由は、心臓専門医から良好な検査結果を受け取ったためだった。報道陣との定例会見の直前にこの知らせを受けたハーボーHCは、いつもの強気な姿勢で健康状態について語った。
「検査結果が返ってきた。“アスリートの心臓”だと専門医に言われたよ」とハーボーHCは笑顔で記者たちに伝え、力こぶを見せた。
「それを聞いて気分が良くなったよ。ストレステストの結果もすごく良かったみたいで、確か“素晴らしい”と言っていた。スタミナも素晴らしいと言われて、ストレスが増すほど強くなるらしい。リズムも戻ってきたし、それを維持できればいいね。モニターもつけているから順調だ。ほめ言葉だと受け取ったよ。鋼の心臓ということだな」
ハーボーHCは月曜日に、今後2週間にわたって心臓モニターを装着し、心拍をコントロールするために抗凝血剤を処方されたと報道陣に明かした。日曜日に発症したのは心房粗動だったという。
この不調により、ハーボーHCはブロンコス戦の第1クオーターの一部を欠席し、その間、守備コーディネーター(DC)のジェシー・ミンターが暫定ヘッドコーチを務めた。
『L.A. Times (L.A.タイムズ)』によると、ハーボーHCは今回の件を受けてライフスタイルの一部を見直すという。ダイエットコーラを控えて水を多めに飲むかもしれないと語ったが、気持ちを若く保てるフットボールこそが「最高の薬だ」ともつけ加えている。
3勝2敗のチャージャーズはマンデーナイトに敵地で2勝4敗のアリゾナ・カーディナルスと対戦する。