千食分のかに汁振る舞い 鳥取かにフェスタ2024
シーズンが本格化した松葉ガニ(ズワイガニの雄)をPRする「鳥取かにフェスタ2024」(実行委主催)が16日、鳥取港周辺のマリンピア賀露で開かれた。松葉ガニの売り出しのほか、千食分のかに汁が無料で振る舞われ、約2万人の来場者でにぎわった。 この記事の画像を見る メイン会場の県漁協荷捌(にさばき)所では、飲食店や海産物店の特設販売所が設けられたほか、賀露元唄貝殻節や大ビンゴ大会などのステージイベントがあった。賀露鮮魚仲買協同組合による売り出しでは、200匹以上の松葉ガニと約750匹の親ガニ(ズワイガニの雌)を用意。このうち親ガニは開店1時間で完売するほどの人気で、来場者は仲買人とのやりとりを楽しみながらお目当ての品を買い求めていた。 親ガニと大根が入ったかに汁には長い行列ができ、来場者は笑顔で舌鼓を打った。家族4人で岡山市から訪れた峯優月ちゃん(5)は「カニは大好き。あったかくておいしい」と話した。 近くのかにっこ館や地場産プラザわったいなでは「大漁収穫感謝祭」、鳥取砂丘コナン空港では「ツインポートフェスタ」もあり、周辺一帯がにぎわった。
日本海新聞