地元の声援受けて「優勝したので100点」 山口茜が女子シングルスでパリ五輪銅メダリストに快勝【バドミントン熊本マスターズ】
◆バドミントン熊本マスターズ第6日(17日、熊本県立総合体育館) 女子シングルスは世界ランキング4位の山口茜(再春館製薬所)がパリ五輪銅メダリストのグレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)を2―0で破って優勝した。 ■五輪連覇王者「パリvs東京」金メダル比較に大反響【動画】 地元開催の大会とあって会場中が完全ホームの雰囲気の中で快勝。「身近な方が多かったのでプレッシャーも感じたけど、チームの後輩にかっこいいところをしっかり見せたいという気持ちにさせてくれて、踏ん張れたんだと思います」と地元の応援に後押しされて気持ちよくプレーできた。 緩急自在な持ち味を十分出して第1ゲームを21―12と危なげなく先取。第2ゲームも序盤は3点を先取されたが、そこから6ポイントを連取して逆転。バレーボールの回転レシーブのようなスーパーレシーブでポイントを挙げて会場を沸かせるなど終始ペースを握り21―12で制した。「落ち着いてコントロールできた。相手のミスを誘うようなプレーができて、優勝したので100点でした」と満点の自己評価だ。 パリ五輪後も休養を取ることはなく競技を続けている。8月のジャパン・オープンで4度目の優勝を飾り、今後も中国マスターズなど試合が続く。「今は次の中国で決勝に行くことが目標。怪我なく今年を終えられれば。楽しめるようなプレーをやって締めくくれればそれがベストかな」と日本のエースは自分のペースでさらに高みを目指す。 【#OTTOパリ五輪情報】