トヨタが米国市場で「プリウスプラグインハイブリッド」を発表! 分かりやすい名称で消費者の選択を後押し
メーカー推定の全電気走行距離定格は最大44マイル
トヨタが2024年9月26日、米国市場で「プリウスプライム」の2025年モデルを公開し、「プリウスプラグインハイブリッド」と名称を改め、販売を開始します。 【画像】トヨタが米国市場で発表した「プリウスプラグインハイブリッド」を画像で見る(10枚)
2016年にプリウスプライムは、限られた距離はバッテリーの電力で、より長い距離はハイブリッドガス電力で稼働するという、両方の長所を兼ね備えたプラグインハイブリッドモデルとして世界に向けて発表されたモデルです。 2022年には、メーカー推定EV航続距離が最大4.4マイル、0から60マイルまでの加速時間が6.6秒という印象的な新型モデルが導入されました。 これは多くのドライバーにとって素晴らしい選択肢となっているパワートレインオプションで、毎日の通勤を完全電動モードでこなしたり、長距離の目的地へのロードトリップに向かう事を可能とします。 そして2025年モデルでは、パワフルな電気とハイブリッドの融合という優れた特徴を継承しつつ、名称を「プリウス プラグイン ハイブリッド」に変更。 プリウスプラグインへの名称変更は、消費者がプリウスモデル間のパワートレインの選択肢をより簡単に識別できるようにすることが目的となっています。 2025年型プリウスプラグイン ハイブリッドは、プラグイン ハイブリッド電気自動車のパワートレインであることを示す「PHEV」バッジを背面に採用。グレードは、SE、XSE、XSEプレミアムの3種類が設定されました。
13.6kWhのリチウムイオン バッテリーが搭載されたSEグレードは、メーカー推定で44マイルの全電気走行距離定格が備えられています。 XSEとXSE Premiumの全電気走行距離定格は、メーカー推定で40マイル。長距離通勤が避けられない場合は、プリウスプラグ イン ハイブリッドがトヨタの第5世代トヨタ ハイブリッド システムを活用し、高効率の2リッターエンジンと電動モータージェネレーターを組み合わせ、メーカー推定で最大52MPGの複合定格で効率的な運転体験を実現します。 そんな標準のプリウスハイブリッドとプリウスプラグインハイブリッドはどちらも 、ガソリンエンジンと電気モーターの出力をシームレスに組み合わせたトヨタのハイブリッド シナジー ドライブ パワートレインが搭載されています。 最大の違いは、プラグインハイブリッドモデルは、リチウムイオンバッテリーパックを充電するためにプラグインできる点。 自宅での充電に特別な機器は必要なく、付属のケーブルを使用してプリウスプラグインハイブリッドを標準的な家庭用コンセントに差し込むだけで充電する事ができます。
バイクのニュース編集部