「胸糞悪いんだけど、私だけ?」大喜利バズりの“菊池風磨構文”を嫌がるファンの不快度
「歌詞、忘れてるようじゃ無理か。歌詞はね、入れとかないと」 菊池風磨のひと言が今、話題だ。 【写真】“菊池風磨構文”を誕生させた伝説の参加者 この言葉は、Netflixで配信されたtimeleszの新メンバーを決めるオーディション番組の中で飛び出した。 「この発言は、オーディションで歌詞を忘れた参加者の男性に、菊池さんが苦言を呈したもの。男性は歌詞を忘れたほか、ダンスは左右に揺れて手拍子するだけ。応募動機は“女の子が俺のことを待ってると思った”と話すなど、SNSでは“舐めてる”と批判を浴びていました」(スポーツ紙記者、以下同)
『めざましテレビ』でも取り上げられ
このオーディションの様子が配信されたのは9月中旬。それが1か月ほどたって、菊池の発言をパロディーにした投稿が“菊池風磨構文”としてSNSに溢れている。一例を挙げる。 《レシピ忘れてるようじゃむりか。レシピはね、入れとかないと》 《お酒に飲まれてるようじゃ無理か。お酒はね、飲むものだから》 《仕事してるようじゃ無理か。推し活はね、有給とらないと》 《寝てるようじゃ無理か。ダイエットはね、動かなきゃ》 こうして菊池の言葉を“構文”に置き換えて楽しむ人が続出しているのだ。 「8月に予告動画が公開されたときから“菊池風磨構文”として話題になっていました。なぜ菊池さんが、その発言をしたのかは、9月中旬に本編が配信されて明らかに。10月16日放送の『めざましテレビ』が若者のネクストトレンドとして“菊池風磨構文”を取り上げたことで、再び注目されているのです」
「馬鹿にされてる気分」
『めざまし』放送後はXでトレンド入りするなど“菊池風磨構文”を楽しんだ人が多かったよう。 しかし、少数ではあるが、こんな声も。 《ネタにしてるの見ると、胸糞悪いんだけど、私だけ?》 《菊池風磨構文っていうタグ嫌いだし、使ってる人も嫌い》 いったい、どうしてか。その理由については、こんな思いがあるようだ。投稿はこう続く。 《timeleszの人達はネタでやってるわけじゃないし、本気で新しいメンバーの加入の為に真剣に審査してるし、オーディション受けた人たちも夢に向かってオーディションの為に必死で頑張って練習されたと思う。何か、馬鹿にされてる気分じゃない?》 前出のスポーツ紙記者が、そうしたファンの気持ちについて解説する。 「2022年にマリウス葉さんがグループを脱退。2024年には中島健人さんが脱退。旧ジャニーズ事務所の性加害問題もあって、グループ名は変更。さまざまな変化と困難がありながら、グループを継続していくと決断した3人にしてみれば、新メンバーを迎えることに不安はあったはず。それはファンも同じで、どんな人が加入するのか、グループが変わってしまわないか心配なだけに、こうしたネタにされるのが不快なのでしょう」 果たして、どんな人物が新メンバーに選ばれるのか。