北海道大学と日本航空が世界初の取り組み 定期便にカメラを搭載し赤潮発生の早期検知を目指す
HTB北海道ニュース
世界初の取り組みです。北海道大学と日本航空は定期便の飛行機にカメラを搭載して、赤潮の発生を早期に検知し水産被害を最小限に抑えるのに役立てます。 北海道大学と日本航空は12日、日本航空が運航する定期便の飛行機にカメラを搭載して赤潮の調査をすると発表しました。西日本を中心に被害が深刻化していた赤潮ですが、地球温暖化の影響で津軽海峡付近の海面水温が急上昇していて道内でもその被害が懸念されています。 カメラで撮影された画像は北海道大学に転送され、赤潮を早期に検知したら漁業関係者へと情報を伝え水産被害を最小限に抑えるのに役立てます。定期便の飛行機にカメラをつけた調査は世界初です。 この赤潮調査は来年夏から毎日行われ、函館湾や利尻島付近を調査する予定です。
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