変わりつつある選挙の風景 ウェブサイト設置やショッピングモール内の投票所など投票率の底上げへ
読売テレビ
短期決戦となった衆院選の投開票日まで、あと4日。街で聞いてみました。若者のみなさん。選挙の投票に行きますか? 20代 「行きますね。親が結構、『ちゃんと行きなさい』と」 「ぶっちゃけ、行かないっすね」 「僕は行くようにしています」 「誰に入れたらいいか、ちょっとよくわからない状態だったので。関心がない、普通に」 「ちょっと面倒くさいのはありますね。投票所までわざわざ行かなくちゃけないのが手間。全部ネットでできるようになってくれたらすごく楽…」 「正直ちょっと誰がいいのかわからない」 膨大な量の公約を読み込むのは大変。支持すべき政治家や政党がわからない。そんな方に向けて日本テレビでは、選択的夫婦別姓の是非など11の質問に答えることで自分の考えに近い候補者や政党を示してくれるウェブサイトを設置。いわば「有権者と候補者のマッチングサイト」です。 20代 「選択的夫婦別姓って…」 「賛成!」 「賛成でいいの。へー」 自分の考えを再認識することはできたのでしょうか。診断の結果は…。 20代 「現役世代を重視した政策をやっていて、どちらかというと多様性重視という感じです。そこに入れたいなと思います」 「この候補者(考え方が)めっちゃ近くない?」 「近いですね」 「この人のことを調べてみようという気になりました」 店でお買い物!からの~レッツ投票! 藤枝 望音 記者 「ショッピングモールの中には、実は期日前投票所が設置されているんです」 ここは京都市のJR桂川駅に隣接する「イオンモール京都桂川」です。店舗内に設けられた投票所では、京都府向日市民の期日前投票が可能です。一般的に期日前投票は、各自治体が区役所などに設ける投票所で行われます。買い物ついでに投票してもらうことで、投票率の底上げを図りたい考えです。 投票を終えた人 「投票と、自分の薬を取りに来たのと、買い物すべて」 「当日の選挙会場が遠いので、ついでにこういうところで出来るのは、ありがたい取り組みだなと」 変わりつつある選挙の風景。政治に関心が薄かった人を投票に向かわせることはできるのでしょうか。
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