日大二、地区決勝の日大ダービー&関東予選に闘志を燃やす
令和5年度東京新人戦(新人選手権大会)が2月25日に東京都内の各会場で行われ、第5地区では格上の早大学院との一戦に臨んだ日大二が2-0の完封勝利を飾った。 【フォトギャラリー】早大学院 vs 日大二 「これが3度目のチャレンジでなかなか超えられない壁だったので、この試合にみんな気持ちをかけていました。今まで悔しい想いをしてきた先輩や日頃支えてくれている家族、学校の仲間そういった方たちの想いを胸にグラウンドに出ようと。その感謝の気持ちがプレーと結果に反映されたと思います」(日大二の根岸克之監督) 試合は攻守が激しく入れ替わる展開だったが、日大二は最後まで集中力を切らすことなく、しっかりとチャンスをものにし勝利を掴み取った。 「今日は受けに回らずチャレンジしていこうと。いつものシステムとは違いましたが、選手が良くやってくれました」と指揮官は選手たちを称えた。 第5地区準決勝で早大学院を下した日大二は関東大会予選への切符を獲得。そして第5地区決勝では日大鶴ヶ丘との対戦が決定。根岸監督は「昨年度は新人戦で負けています。鶴ヶ丘さんは本当に良いチームなので、うちはチャレンジャーとして精一杯向かっていきたいと思っています」とコメントした。また、関東大会予選に向けては「まだ選手たちが見たことのない景色。現状を謙虚に受け止めてチャレンジしたい」と闘志を燃やした。 (取材=古部亮)