おぎやはぎ・矢作兼 漫才〝編集でバッサリ〟のTV局暴露「フジテレビさんはリスペクトがある」
お笑いコンビ「おぎやはぎ」矢作兼が5日深夜放送のTBSラジオ「おぎやはぎのメガネびいき」に出演。ネタ番組におけるテレビ局の編集の〝特徴〟について語った。 先日収録が行われたフジ系「THE MANZAI2024」(8日放送)の話題になり、矢作は「われわれはね、時間もろくに測らず。それでいつもスタッフを困らせ」と苦笑。 スタッフからは「4分半から5分ぐらいでお願いします」と言われるそうだが、劇場などでネタをやっていないため、尺が分からないといい「『大体こんな感じだろ』つって持ってくとね、大体ね6分とか6分半とかって、ちょっと長いの。だから『ほんと適当に切って、編集して使ってください』みたいな感じで言うんだけど、やっぱね編集はしたくないみたいなのよ」と舞台裏を明かした。 相方の小木博明が「やっぱね。ネタってやっぱね」とうなずくと、矢作は「そう。フジテレビさんはね、すごく芸人のネタへのリスペクトがあるの、昔から。芸人のネタってものに対してね、なんかあるよね。すごいリスペクトがあるから、あんまりそういうヘタなことしたくないらしいんだよね」と証言する。 しかし返す刀で「日テレはね、すごい半分とか切ってくんだよ、やっぱり」と暴露。これに小木も「日テレは恐ろしいよ。『なんでここを?』っていうのもあるよ」とぽつり。 一方で矢作はどっちが正しいか分からないとし「視聴者目線、ですから、テレビってのは。だから、全部流してくれるってのは、芸人からしてみたらすごいうれしい話なんだけど、放送するのはテレビ局で、視聴率を気にするのもテレビ局ですから。やっぱり『いや、芸人さんのネタをそのまま流したら、じゃあわれわれ何をしてんの? 何の仕事もしてないじゃないですか。われわれが一番面白くそれを料理しますよ。時間も短くしたりとかして』…それはそれで、テレビのやり方として間違ってないからね」と事情を解説していた。
東スポWEB