ペップ、マンU就任が噂のアモリム監督に期待「優秀な指揮官だ」
マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、マンチェスター・ユナイテッド就任が噂されているスポルティングのルベン・アモリム監督に言及した。29日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。 28日にエリック・テン・ハフ監督を解任したマンチェスター・ユナイテッドは、1000万ユーロ(約16億円)の契約解除条項を行使してアモリム監督をスポルティングから引き抜くことが決定的になっていることが報じられている。 このような状況を受け、アモリム監督がプレミアリーグで成功できるかと聞かれたグアルディオラ監督は、「私が話せるのは1、2シーズン前にルベンの率いるスポルティングと2回対戦した経験だけだ。そのプレッシャーは本当にとても良かったよ」と印象について明かしながら、次のように続けた。 「私はマテウス・ヌネスと話をした。彼は彼(アモリム監督)の選手だったけど、彼を高く評価していた。そして、今シーズンを見れば、ポルトガルリーグとチャンピオンズリーグ(CL)では無敗で全試合に勝利(実際は11勝1分け)しており、私たちと同じ勝ち点を持っている」 「つまり優秀な指揮官ということだ。私が聞いたところによると、マンチェスター・ユナイテッドが彼について考えているということは、彼が優秀な監督だからな気がする。マンチェスター・ユナイテッドはそのレベルに達していない監督を任命しないので、彼らはマンチェスター・ユナイテッドを率いることはできないなどとは言えないだろう」 それでも、サー・アレックス・ファーガソン元監督が2013年に退いて以降、マンチェスター・ユナイテッドはデイヴィッド・モイーズ氏やルイ・ファン・ハール氏、ジョゼ・モウリーニョ氏などを招へいしてきたものの、継続的な成功を収めることができていない。 このことにグアルディオラ監督は「これから何が起きるかはわからない。私の経験上、ここで起こったことが他の場所でもうまくいくとは限らないからだ。監督、チーム、クラブ、組織、理学療法士、医師、選手など、多くのことが関係する。ここで起きたことが他の場所でもできるとは限らない」と指揮官一人だけでチームに変化をもたらすことはできないことも指摘した。
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