マーベルのケヴィン・ファイギ社長、『ブラックパンサー』第3弾の製作を明らかに
長年、マーベル・スタジオの幹部として『エターナルズ』『ブラックパンサー』『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』などの製作に携わっていたネイト・ムーアが、独立してプロデュース業を行うため、同社を去ることが分かった。 【写真】『ブラックパンサー』キャスト この件について、同社の社長ケヴィン・ファイギと共同社長のルイス・デスポジートが連名で声明を発表した。「Deadline」によると、「ネイトは最高の幹部、同僚であり、マーベル・スタジオのみんなにとって素晴らしい友人でもあります」と称賛。 「彼は2010年から私たちのチームの中心的存在であり、彼の影響力は私たちのストーリーテリングに響き続けるでしょう。彼がいなくなるのはとても寂しいですが、彼の今後の活躍が楽しみですし、次の『ブラックパンサー』で新たな形で彼と仕事ができる幸運に恵まれていることも楽しみです」ともコメントしている。これにより、『ブラックパンサー』第3弾を製作することが明らかになった。 『ブラックパンサー』第3弾については、先月『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』のデンゼル・ワシントンが、「ライアン・クーグラー監督が次の『ブラックーパンサー』に私の役を書いてくれている」とオーストラリアの番組「TODAY」で発言。言ってはならなかった情報だったようで、後日「Variety」誌のPodcastに出演した際に「クーグラー監督に電話して謝罪した」と話していた。 今回は、改めてマーベル・スタジオの社長たちからコメントが出たため、『3』は正式に製作されるようだ。
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