最も大金を積まれたのは? 23/24冬の移籍金ランキング9位。市場価値42億円! スペインの強豪へ、18歳の超逸材
欧州主要リーグの23/24シーズン冬の移籍市場が幕を閉じた。今冬も様々なビッグディールがなされたが、最高額の移籍金が支払われた選手は誰だったのか。今回はデータサイト『transfermarkt』から23/24シーズン冬の移籍金ランキングを紹介する。
9位:アーサー・フェルメーレン 生年月日:2005年2月7日 移籍先:アントワープ→アトレティコ・マドリード 移籍金:1800万ユーロ(約25億2000万円) 23/24リーグ戦成績:21試合1得点3アシスト(ベルギー1部) ランキングの9位に入ったのはアーサー・フェルメーレンだ。複数のビッグクラブが獲得を狙っていると噂されていた中で、アトレティコ・マドリードは移籍金1800万ユーロ(約25億2000万円)を投じた。フェルメーレンは18歳ながらベルギー代表としても出場経験を持つ同国の逸材である。 アントワープの下部組織出身のフェルメーレンは2022年7月にトップチーム昇格を果たし、シーズン中盤戦以降から守備的MFとして定位置を掴んで国内2冠に貢献した。2023/24シーズンもスタメンとして出場し続け、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のバルセロナ戦では先制ゴールをあげる活躍を見せるなど評価を急上昇させている。フェルメーレンがトップチームに昇格して約1年半であるが、現在は市場価値3000万ユーロ(約42億円)と評価されている。 フェルメーレンは優れた状況判断能力やパスセンスのみならず、高い守備能力も持ち味にしている万能型のMFだ。アトレティコ・マドリード移籍後は31日の第20節延期分、ラージョ・バジェカーノ戦で早速スタメン出場を果たしている。名将ディエゴ・シメオネ監督のもと、今後どのような選手に成長していくのか注目だ。
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