「これこそ我々が獲得したムドリクの姿」 ウクライナ代表で躍動のムドリクはここからチェルシーの重要戦力になれる?
ジョージア戦で躍動
今季よりチェルシーはエンツォ・マレスカを指揮官に迎え、ここまでプレミアリーグで3位と快調なスタートを切っている。 [動画]ジョージア戦ではムドリクも活躍 MFモイセス・カイセドなどマレスカの下で成長している選手も多いが、悩めるFWミハイロ・ムドリクはどうだろうか。2023年の冬に8900万ポンドもの移籍金で加わったが、ここまでは移籍金額に見合うパフォーマンスではないと批判を浴びてきた。 しかし、サポーターからは徐々に良くなってきているとの声もある。レベルは落ちるが、今季はUEFAカンファレンスリーグの方で早くも2ゴール3アシストを記録。相手はベルギーのヘント、ギリシャのパナシナイコス、アルメニアのFCノアーと格下だが、ひとまず結果が出ていることは評価すべきだろう。 さらにムドリクはウクライナ代表の方でも躍動。ウクライナは16日にUEFAネーションズリーグのリーグB・グループ1第5節でジョージア代表と対戦したが、そこでムドリクは先制点となる相手のオウンゴールを誘発する活躍を見せた。 得意のドリブルでジョージア守備陣を翻弄し、そこから上げたクロスがオウンゴールに繋がっており、ムドリクの仕掛けには確かなキレ味があった。 SNS上では「これこそ我々が獲得したムドリクの姿だ。自信がついているようで、マレスカは天才だ」、「ムドリクは足下の技術が上がってきている。マレスカの下で明らかに成長している」と評価する意見も出ている。 クラブと代表でのパフォーマンスは別物と考えることもできるが、今のムドリクには自信が必要だ。代表マッチウィークで深めた自信をチェルシーで発揮してくれるのが理想的だが、次はプレミアリーグの舞台で結果を出せるか。
構成/ザ・ワールド編集部