5時に“7”、6時に“1”を配した理由。ティファニー「ユニオン スクエア」に日本限定モデルが登場!
NYの洗練を具現するティファニーの「ユニオン スクエア」コレクションに、日本限定モデルが登場した。 ▶︎すべての写真を見る 世のウォッチフリークの心を奪うにはこの情報量だけで十分。だが時計好き以外にも改めて魅力をお伝えしていこう。 コレクション名の「ユニオン スクエア」はもちろんマンハッタンの地名である。1870年から約35年間この場所にあった旧旗艦店へのオマージュだ。 本作最大の特徴はスクエア型のケースで、アーカイブにある1920年代の時計にインスパイアされたもの。 ケースのゴールド、文字盤のティファニー ブルー、アリゲーターストラップのブラウンと、配色も実に美しい。 クラシックなスクエア型にもかかわらずモダンな印象を醸し出す理由は、ラグにあり。ケースと同じラインで上下に伸び、全体が縦長に見えるからだ。 NYの街並みや建築群を想起させる力強くクリーンなアウトライン。同じく摩天楼のような意匠の時分針。コンセプトもデザインも、いわば生粋のNYウォッチ。では、どこが日本限定なのか。文字盤にご注目あれ。 5、6、7時位置の数字がそれぞれ「7、1、7」と並んでいる。これがティファニー銀座本店の住所(銀座2丁目“7番17号”)を示しているというわけ。 旧旗艦店と日本の旗艦店。その両店への想いを込めた腕時計なのである。 清水健吾=写真 加瀬友重=文
OCEANS編集部