うまい棒ランキング 老若男女に愛されるトップ3
駄菓子の代表選手と言えば文句なしに「うまい棒」だろう。ユーザー参加型のランキングサイト「みんなのランキング」は、うまい棒の人気投票を実施している。うまい棒のフレーバーによって日本経済が大きく変わることもなかろうが、うまい棒には不思議な魅力がある。買って食べないまでも、店のうまい棒の棚の前を通りかかると、「へえ、こんな味もあったのか」とビックリして喜んだりする。さて、現在投票数1万1520票を集めたこの調査で、いちばん人気を勝ち取ったのはどのフレーバーだろう。 1位は納得の「コーンポタージュ味」。やっぱりこれが定番だろう。プレーンなうまい棒という印象があるが、じつはこれ、45年の歴史を誇るうまい棒のなかでも、その10年後に登場した後輩フレーバーだったのだ。ちなみに、いちばん最初に発売されたのは、ソース味、サラミ味、カレー味の3つ。 2位は「めんたい味」。お酒のおつまみにも最適とのことで、大人に人気なようだ。 3位は「たこ焼味」。1987年に発売され、一旦姿を消したあと2009年に復刻版が登場し、2010年にリニューアル版が発売されたという根強い人気を誇る。 4位は「チョコレート」。5位は「やさいサラダ味」。投稿者のコメントには「サラダの味はなぜかしないけど、とりあえずうまい!」とあった。6位から25位までは、みんなのランキングのうまい棒ランキングページで見ることができる。 うまい棒は、いろいろな「駄菓子」を製造販売する「やおきん」の製品。1979年に発売が開始され、これまでに60種類以上のフレーバーが作られたそうだが、現在販売されているのは18種類。ちょっと高級な「モッツアレラチーズ&カマンベールチーズ味」、「明太子味」、「和風ステーキ味」のプレミアムシリーズもある。 やおきんのサイトでは、うまい棒に関するいろいろなコンテンツが楽しめる。景品がもらえるゲーム、うまい棒川柳、うまい棒のマスコットキャラクター「うまえもん」のスマホアプリのほか、うまえもんと駄菓子系バーチャルYouTuber「うまみちゃん」のXアカウントもあり、うまい棒の最新情報が配信されている。さらに「ARうまい棒」なんてものもある。スマホ画面にうまい棒の3D画像が現れ、実写の背景に重ねて写真や動画を撮影して遊ぶというものだ。よくわからないが、実際のうまい棒と同じく妙に気になって笑える。 みんなのランキングでは、今もうまい棒人気投票を続けている。うまい棒ランキングでは、投票の集計結果を、性別、年代、血液型などで分類して見ることができて、これまた楽しい。
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