資産1億円超の『富裕層』は日本にどれくらい?増加の理由と“インカムリッチ”世帯年収1500万円以上の共通点を解説
まとめにかえて
日本には富裕層と呼ばれる人たちはごく一部しかいないものの、その数も資産も確実に増えていることがわかりました。 富裕層の資産バランスを参考にしてみるのもよいでしょう。 これを機に、自分のお金の使い方や運用について見直してみるのもいいタイミングかもしれません。 まずは、収入を少しでも増やす方法を考えたり、無駄な出費を見直して貯蓄や投資に回す金額を増やしてみることからスタートしてみましょう。 今なら、NISAやiDeCoといった税制優遇がある制度もあるので、上手く使うと資産を増やせる可能性もあります。ただし、元本割れのリスクもあるので、そこはしっかり理解してから始めるのが大事です。 資産運用の方法は他にもいろいろありますが、どれも「リスクをどれだけ抑えられるか」がポイント。少しずつでも安心できる選択を増やしていきましょう。 筆者のもとに相談に来られる方の多くは、老後資金が心配なので備えたいとおっしゃいます。富裕層まではいかなくても、しっかり準備をして、安心の人生を過ごしたいものです。
参考資料
・株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計 | ニュースリリース | 野村総合研究所(NRI)」 ・株式会社博報堂「新富裕層“インカムリッチ”生活者調査」レポート」(PRTIMES)
橋本 高志