杉村太蔵「一番攻めた総裁選候補者は」挙げた意外な名前「内心全然違うこと考えてたんだな」岸田首相は逆鱗も
元衆院議員の杉村太蔵が8日、TBS「サンデー・ジャポン」に出演。自民党総裁選に出馬表明した候補者6人の中で、「一番攻めた」と評価した意外な人物を挙げた。 【写真】茂木氏は東大→ハーバード大学院 歴代首相の卒業大学は? 番組では候補者それぞれが表明した政策を羅列。杉村は、「今週で一番攻めたなって思うのは、茂木幹事長ですね」と茂木敏光氏を名指しした。 「増税ゼロ」を掲げた上で防衛増税、子育て支援金の保険料追加負担の停止を標榜している。 杉村は、「いや~」としみじみ。「これは、味わい深いなと思うのは、茂木さんってずっと、政権のナンバー2ですよね。ずっと岸田さんを支えていて、内心では全然違うこと考えていたんだなって。これがもう、政治的には非常に味わい深い、攻めた内容だったなと」とコメントした。 首相が「増税メガネ」と揶揄される中で、幹事長として岸田政権を支える立場の茂木氏が、掲げた政策が「増税ゼロ」とは…。杉村は「実現したらすごいことだけど、岸田さんからしたら『早く言えよ!』という気もしなくもない。反発を喰らうと思うんですけど、俺がトップだったらこうする!というのはまったく問題ない」と高評価を与えた。 TBSの政治デスクからは「岸田総理はちょっと怒っていたらしい」と報告を受け、苦笑いをしていた。