<CS速報>横浜DeNAが黒田を攻略してファイナルS初勝利!
試合後、敵地のベンチ前でインタビューを受けたのは、先発の井納。 「チームとして、もう負けられないというのはわかっていましたから、悔いのないようにやろうと思いながらマウンドに立ちました。結果的に田中広輔には(3本)打たれましたが、シーズン中は、上位の1、2、3番を抑えているので強気で攻めることができました」と、緊張から解き放たれたような表情で語った。 石川、梶谷の体を張った超ファインプレーがチームを救ったが、そのことを聞かれ「ちょうど石川のときはアイシングをしていたので見えなかったのですが、梶谷は(巨人戦でデッドボールを受けて)骨折をしながらも、ああいうプレーができるっていうのは、(チームの)士気も上がってきます。チームの士気を上げて戦えるプレーだと思います」と、言葉を噛み締めるようにして語った。 執念の勝利で一矢を報いたが、崖っぷちの状況は変わらない。 だが、井納は、「追い込まれている立場で、選手は疲労もきています。その中でも、あきらめず、悔いなく1戦、1戦、戦うだけです。奇跡と言われるかもしれませんが、(ここから)4連勝して日本シリーズに行きたいと思います」と、チーム全員の気持ちを代弁した。