【衆院選2024注目選挙区】公明党代表が大ピンチ?どこよりも詳しい埼玉14区の情勢を徹底解剖!
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年10月23日に公開された動画のテーマは「衆院選注目選挙区特集・埼玉14区」。 毎週次々と激戦区が出てくる今回の衆院選。埼玉14区は区割りが大きく変更。公明党の石井啓一代表が地元の自民党の反発を抑え、立候補したものの、まさかの苦戦が予想されます。中盤の情勢調査結果を踏まえ、選挙芸人・山本期日前氏が詳細解説! 【このトピックのポイント】 ・公明代表・石井氏に国民民主党・鈴木氏が肉薄?その背景は ・近隣首長の動きも活発化 小池都知事まで? ・勝敗を左右するのは、自民支持層の動きか
国民民主・鈴木氏の追い上げに、公明・石井代表が大ピンチ?
MC陣が「意外な、サプライズすぎる激戦区」と語る、埼玉14区。区割りが大きく変更し、旧埼玉14区の一部と旧埼玉3区の一部が一緒になりました。 エリア的には八潮市、三郷市、草加市。最も人口が多いのは草加市です。 立候補者の顔ぶれは、届け出順に以下の通りです。 加来 武宜(かく・たけよし)氏(日本維新の会) 石井 啓一(いしい・けいいち)氏(公明党) 関根 和也(せきね・かずや)氏(無所属) 鈴木 義弘(すずき・よしひろ)氏(国民民主党) 高橋 易資(たかはし・やすし)氏(日本保守党) 苗村 京子(なえむら・きょうこ)氏(日本共産党) 公明党の石井代表が立候補しています。「ここが激戦区になっているのが相当まずいのですが……」と語る山本期日前氏。 山本期日前氏「公明党は、基本的に石井代表も比例重複なしで臨んでいます。1票でも落としたら完全落選。いろんな人が注目しています」 情勢調査では石井氏が先行しているところが多いですが、「明らかに地元に張り付く機会が増えてきた」と証言する山本氏。
その石井氏が競っているのは、国民民主党の鈴木義弘氏。前回は、旧埼玉14区で立候補していました。自民党系県議として活動していた鈴木氏は、前回の選挙では、三郷市でなんと自民党候補に競り勝っています。 MC鈴木邦和「今回、国民民主党は日本全体で勢いがあるのかなあと思います。そういう部分も追い風になっているのかなと」 山本氏からは、草加市内に住んでいる石丸伸二氏のファンが、鈴木氏を応援し始めたというプチ情報も。石丸氏を応援していたYouTubeチャンネルが、こぞって国民民主党の切り抜き動画を上げ、これまで国民民主党がリーチできなかった層にアプローチしているとのことです。 加来氏を擁する日本維新の会は、草加市出身の青島健太参院議員(日本維新の会)の知名度が高く、「本来は草加市で強いはず」と山本氏。 2023年春の埼玉県議選(草加市)で議席を確保した維新ですが、当選者に居住実態がなく、議席を失っています。このことが選挙戦にどう影響するか、と山本氏は疑問を投げかけます。 山本氏「草加市の動向次第で、国民の鈴木さんに消極的な票が集まる可能性があります。ちなみに、立憲の一部の市議も、鈴木さんのところに入っています」 石井氏は自民党の推薦を強調していますが、自民党員の中には鈴木氏を支持する人も一定数いるのではないかと予測します。