写真：クラウド Watch

　ジョーシス株式会社は8日、SaaS管理の現状を診断する「SaaSドック」と、最適管理に向けた実行業務を全面代行する「SaaSキュア」を提供開始すると発表した。 　「SaaSドック」「SaaSキュア」の両サービスは、ITデバイス＆SaaSの統合管理クラウドサービスである「ジョーシス」と、ジョーシスSaaSオペレーションセンターによるITアウトソーシングサービス提供を通じて、利用企業の現状を可視化し、詳細に調査・診断した上で、最適なガバナンスに向けた管理業務を全面的に代行するもの。 　SaaSの利用状況を可視化し、包括的に診断調査を行う「SaaSドック」で得られた診断調査を基に、最適化のため実行作業を「SaaSキュア」で代行することにより、SaaS管理の最適化を提供し、コスト削減とガバナンス強化を実現するとした。 　またジョーシス社では、テクノロジー面では、シリコンバレーとインドにおける製品開発に2年間で100億円を投資し、開発速度を10倍に引き上げるほか、サポート面では、カスタマーサポートへの投資を10倍に拡大するという。 　このうちサポートについては、10月1日付で、千葉市・海浜幕張に1000平方メートルの大型オペレーションセンターの拠点を開設した。同社では、ITアウトソーシングサービスの提供体制の拡張を目的に積極的な投資を行い、2025年末までには200名規模のスタッフ増員を予定しているとのことだ。