【新しい牡蠣の食べ方発見レシピ】 牡蠣の生姜佃煮のっけごはん 煮詰める際のポイントも必見!
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、白央さん。
vol.143 牡蠣の生姜佃煮のっけごはん
白央篤司と書いて「牡蠣が大好き、このまま牡蠣だけを奪い去りたい」と読みます。そのぐらい好き。鍋やフライもいいけど、生姜をきかせて佃煮風にするとごはんとの相性、そりゃあもうバツグン。牡蠣の香りと旨みがギュッと濃縮されて、うまいんだなあ。 ■材料(作りやすい分量) ・加熱用牡蠣:100~120g ・生姜:ひとかけ(8g) ・ごはん:適量 A ・醤油、酒、みりん:各大さじ2 ・砂糖:大さじ1 ■作り方 (1) 牡蠣をボウルなどに入れて、塩小さじ1/2程度(分量外)をふって軽く合わせ、1個ずつ流水で洗う。ひだのところは特に丁寧に洗い流す。 (2) 生姜は皮つきのままサッと洗って細切りにする。 (3) フライパンにAを入れて強火にかけ、沸いたらかきと生姜を入れる。3分から3分半ほど強火で煮詰める。時折全体をまぜて、吹きこぼれないよう気をつける。 (4) 器にごはんを盛り、(3)をのっける。 最後に煮詰めるところ、慣れないと怖いかもですが、強火のまま煮汁が泡立った状態を保ってくださいね。このときは絶対火の前から離れないで。汁がトロッとしたらできあがり。 しらいのりこさんも牛肉ときのこの炒めもののとき、言ってましたね。「強火は強気で!」と。火が弱いと煮汁がトロッと煮詰まらないのですよ。 そして昨日の新潟タレカツ、うまそうだった……。「モモ肉でなく私はヒレ推し」というところ、熱い思いを感じましたね。触れたらやけどしそうなほどに。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司