⚾くふうハヤテ 延長サヨナラ勝ち オリックスに3―2
プロ野球2軍ウエスタン・リーグのくふうハヤテは2日、ちゅ~るスタジアム清水でオリックスと対戦し、3―2でサヨナラ勝ちした。くふうハヤテの先発西浜は安定した投球で得点を許さず、0―0で迎えた七回2死満塁のピンチも三振で切り抜けた。打線はその裏、代打居谷の適時二塁打で先制し、八回にも加点した。その後、九回に追いつかれたが、延長十回に敵失で決勝点を奪った。
◇14回戦=オリックス8勝5敗1分(12時30分、ちゅ~るスタジアム清水) オリックス 0000000020―2 0000001101x―3 くふうハヤテ (延長10回) [勝]平間25試合1勝2敗2S [敗]横山楓25試合3敗5S ▽三塁打 茶野▽二塁打 トーマス、折下、居谷▽失策 大城、香月、野口 ▽試合時間 3時間47分
先発・西浜、古巣相手に好投 7回零封「一番良い内容」
くふうハヤテの先発西浜が古巣を相手に好投した。1軍経験のある選手や元同僚が出場するオリックス打線に対し、7回5安打無失点に抑え「今季で一番良い内容だった」。勝ち星はつかなかったが、納得の投球に充実感がにじんだ。 初回からテンポよくアウトを重ねゼロを並べた。七回には2死から連打と四球で満塁とされたが、代打内藤を全て変化球で3球三振に仕留め雄たけびを上げた。この日奪った三振は8。先発として自身初めて得点を許さずに役目を終え「どの球種も制球が安定していた。チームが勝ててよかった」。 シーズン中のNPBへの移籍期限は今月31日まで。だが「そこまで意識はしていない。1年間しっかり投げて、1軍で抑えられる投手になりたい」。目標へ向け挑戦の日々が続く。