【ラグビー日本代表】チームを支える“元・会計士” クレイグ・ミラーがW杯初出場 全選手紹介#23
9月8日に4年に一度の祭典、『ラグビーワールドカップ』が開幕。 4年前の日本大会では、史上初のベスト8入り。さらに今大会は、「優勝」を目指しているラグビー日本代表。 【画像】何度も何度も『低いタックル』を重点的に練習する日本代表 その代表メンバーを全員紹介します。今回はクレイグ・ミラー選手です。
■ジェイミーラグビーをよく知る経験豊富なプロップ
ラグビー王国ニュージーランド出身のミラー選手は、大学卒業後の2014年、最高峰リーグ・スーパーラグビーのハイランダーズでプレー。ハイランダーズでは現日本代表の指揮官ジェイミー・ジョセフHCの下でプレーをしました。 2018年には、当時日本からスーパーラグビーに参戦していたサンウルブズと、パナソニック(現・埼玉パナソニックワイルドナイツ)の両方に在籍。サンウルブズでもジェイミーHCの下でプレーをしていたことから、ジェイミーラグビーを深く理解している選手の一人です。 2019年にはサンウルブズで共同主将も務め、リーダーシップを発揮しました。 2021年6月に代表デビューし、ワールドカップは今回が初出場。現在32歳で、愛称は「ミルジー」。
■“ラガーマン”と“会計士”二刀流の経歴を持つ縁の下の力持ち
ミラー選手の武器は力強いスクラムと強烈なタックルで、献身的なサポートプレーが光る日本代表の縁の下の力持ち。運動量の多いハードワーカーとしてもチームをもり立てます。 グラウンド上の力強いプレーとは一転、ミラー選手は会計士の資格を持つ、元“二刀流”プレーヤー。大学卒業後に、会計士として働きながらクラブでプレーした経験があります。 座右の銘は「Good things happen to good people(善良な人にはいいことが起こる)」で、憧れのアスリートは、メジャーリーグで“二刀流”として活躍するエンゼルスの大谷翔平選手。 初出場のW杯に向けては「日本代表メンバーに選ばれたことをとても誇りに思い、興奮しています。目標は優勝です」と力強く意気込みました。 ◇クレイグ・ミラー選手 主なポジション:プロップ 生年月日:1990年10月29日 所属チーム:埼玉パナソニックワイルドナイツ 身長:186センチ 体重:116キロ 出身地:ニュージーランド 出身校:オタゴボーイズ高校→オタゴ大学 ◇日本代表のW杯スケジュール(日本時間) 9月10日 VSチリ 9月18日 VSイングランド 9月29日 VSサモア 10月8日 VSアルゼンチン