W杯南米予選で苦戦のブラジル代表に痛手…ヴィニシウス&ミリトンが負傷のため不参加に
ブラジルサッカー連盟(CBF)は6日、10月のFIFAワールドカップ26南米予選を戦うブラジル代表メンバーの変更を発表した。 CBFは9月27日、10月のインターナショナルマッチウィークにてFIFAワールドカップ26南米予選の2試合を戦うブラジル代表のメンバー23名を発表した。当初のメンバーから、DFグレイソン・ブレーメル(ユヴェントス/イタリア)、DFギリェルミ・アラーナ(アトレチコ・ミネイロ)、GKアリソン(リヴァプール/イングランド)が負傷離脱することが既に明かされており、代わってDFルーカス・ベラウド(パリ・サンジェルマン/フランス)、DFアレックス・テレス(ボタフォゴ)、GKウェヴェルトン(パルメイラス)を追加招集していた。 そして6日、新たに2名の選手が負傷の関係で今回の代表活動に不参加となることが伝えられた。1人目はFWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード/スペイン)。ヴィニシウスは同日付で、所属クラブのレアル・マドリードより頚椎(けいつい)の損傷が明かされていた。5日に行われたラ・リーガ第9節ビジャレアル戦(○2-0)におけるケガで、今回のブラジル代表不参加も、この負傷が原因だという。 もう1名はDFエデル・ミリトン(レアル・マドリード/スペイン)。ビジャレアル戦に途中出場したミリトンは、同試合終了後に左太ももの違和感を訴えていたとのこと。6日、サンパウロにてCBFの医療チームによる検査を受けた結果、左太ももの軽い筋肉損傷が見つかっており、ブラジル代表の試合に出場することは困難だと判断された。 ヴィニシウス、ミリトンの不参加により、ドリヴァウ・ジュニオール監督は2名の選手を追加招集。1人目はMFアンドレアス・ペレイラ(フルアム/イングランド)で、今夏に開催されたコパ・アメリカ2024以来のメンバー入りとなった。もう1名はDFファブリシオ・ブルーノ(フラメンゴ)で、こちらは9月シリーズに続く“セレソン”入りとなっている。 現在、ブラジル代表はFIFAワールドカップ26南米予選の8試合を消化し、3勝1分4敗で勝ち点「10」獲得にとどまるという不本意な前半戦を過ごしている。特に、直近5試合は1勝4敗と黒星が先行している状況だが、今回の予選で負のイメージを払拭することはできるか。ブラジル代表は10日に敵地でチリ代表と、15日にホームでペルー代表と対戦予定だ。 変更後のブラジル代表メンバー23名は下記のとおり。