阿部監督の“構想外”…?巨人、戦力外候補に挙がる選手(5)30歳で“1軍出場なし”に
熾烈な争いが繰り広げられるプロ野球の世界では、十分な結果を残すことができなければ、必然的に厳しい立場となる。そんな中、2024年もレギュラーシーズンがほぼ終了。来季の契約にも注目が集まる時期となった。そこで今回は、今オフの戦力外通告が懸念される読売ジャイアンツの選手を紹介したい。
鈴木康平
・投打:右投右打 ・身長/体重:186cm/92kg ・生年月日:1994年1月21日 ・経歴:千葉明徳高 - 国際武道大 - 日立製作所 ・ドラフト:2017年ドラフト2位 移籍2年目の今季は一軍登板がなく、戦力になれていない鈴木康平。すでに30歳を迎えており、苦しい立場となった。 日立製作所から2017年ドラフト2位でオリックス・バファローズに入団。即戦力と期待されたルーキーイヤーは4試合の登板にとどまったが、プロ2年目の2019年には19試合に先発登板し、4勝を挙げた。 2021年にはリリーフに回ると、自己最多の34試合に登板し、2ホールド、防御率3.03の好成績を記録。 しかし、活躍を継続できず、2023年5月に廣岡大志とのトレードで読売ジャイアンツへ移籍。 移籍後はブルペン陣の一角に加わり、昨季は33試合に登板。しかし、防御率6点台と寂しい数字に終わった。 今季は開幕からファームが主戦場となり、28試合の登板で防御率2.63と結果を残したものの、一軍昇格なし。10月4日に戦力外通告が発表された。
ベースボールチャンネル編集部