写真：川上流星（木下アカデミー）/提供：WTT

＜2024年 アジアユース卓球選手権大会　日程：6月30～7月6日　場所：重慶（中国）＞ 2日、アジアユース卓球選手権2024は大会3日目を迎え、男女団体決勝、ダブルス種目の一部が行われた。 U15男子団体決勝で、日本はイランと対戦。1番は岩井田駿斗（野田学園中）が出場するも、2ゲームを先取される苦しい展開に。しかし、第3ゲームをなんとか返すと、そのまま流れに乗って岩井田が3ゲームを連取。劣勢を跳ね返し、日本が先制点を挙げた。 2番には川上流星（木下アカデミー）が出場。競り合いながらも2ゲームを先取し、第3ゲームは奪われるも、第4ゲームは川上が相手を圧倒。ゲームカウント3-1で川上が勝利し、日本が優勝に王手をかけた。 そして、3番に出場した吉田蒼（直江津東中）も、岩井田、川上の勝利の勢いそのままに第1ゲームから相手を圧倒。第3ゲームは相手に1点しか許さず、そのままストレートで勝利。マッチカウント3-0で日本がイランにストレート勝利を収め、見事金メダルを獲得した。 U19女子団体決勝で、日本は中国と対戦。1番では面手凛（山陽学園高）がZONG Gemanと対戦。終始競り合いになるも、粘り強いZONG Gemanの前に面手はリードを奪えず、ストレートで敗北した。 2番では上澤杏音（香ヶ丘リベルテ高）がQIN Yuxuanと対戦。2ゲームを連取される苦しい展開から、第3ゲームは粘り強く戦った上澤が終盤で追いつきデュースとする。しかし、最後の1本が取りきれず、ストレートで敗北。マッチカウント2-0とした中国が、優勝に王手をかける。 3番では髙森愛央（四天王寺高）が出場。第1ゲームから接戦となるも3ゲームを連取され、ストレートで敗北。マッチカウント3-0で中国が勝利し、日本は準優勝で大会を終えた。 また、U19女子ダブルスでは、面手凛（山陽学園高）/上澤杏音（香ヶ丘リベルテ高）ペアと青木咲智/髙森愛央（四天王寺高）ペアが登場。面手/上澤ペアは初戦のイランペア、2回戦の中国香港ペアをストレートで破り、準々決勝進出。青木/髙森ペアも2回戦の韓国ペアをストレートで破り、準々決勝進出を決めた。 U19男子ダブルスでは、吉山和希（岡山リベッツ）/坂井雄飛（愛工大名電高）ペアと小野泰和（出雲北陵中・高）/岩井田駿斗（野田学園中）ペアが登場。吉山/坂井ペアは中国ペアに初戦で敗退し、小野/岩井田ペアは初戦をストレートで快勝するも、3回戦で台湾ペアにストレートで敗れた。 3日には、U15、U19男女シングルスのグループリーグが行われる。