佐賀県内で黄砂観測 4月19日も飛来の予想 屋外では洗濯物や車に付着する恐れ
佐賀県内で18日、黄砂が観測された。水平方向で見通せる距離「視程」が10キロ未満となり、遠方がかすんで見えた。佐賀地方気象台によると、19日まで飛来する見通し。視程が5キロ未満になると交通に影響が出る恐れがあり、注意を呼びかけている。 佐賀地方気象台によると、18日午前11時ごろに視程が7キロに低下した後、午後4時ごろには10キロ程度に回復した。県内で今春に黄砂の影響によって視程が10キロ未満になるのは2度目となる。 黄砂は、東アジアの砂漠域や黄土地帯から吹き上げられた砂やちりが上空の風によって運ばれる現象。日本では春に観測されることが多い。19日も北日本から西日本の広い範囲で黄砂の飛来が予想され、屋外では洗濯物や車に付着する恐れがある。(上田遊知)
上田遊知